キジ
近所の鳥
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荒れ地 草地 田のまわり ヤブ
昔は動物園でしか見られない鳥かと思っていましたが、ちょっとした広さの野山があればどこにでもいて、うちの近所でも珍しくありません。
オスの体の色や紋様はどこか和風テイスト、さすが国鳥です。でも、よく考えてみると、キジのほうが遙か昔からあの姿だったわけで、あのような綺麗な着物が着たいとか、あの文様を陶器などで再現したいとか、キジの紋様からヒントを得たことが少なからずあったのではないかと思います。つまり、キジは「日本文化に多大に貢献した鳥」、文化勲章ものですね。
それと、「キジも鳴かずば撃たれまい」といいますが、この鳥、臆病で一生懸命隠れている割に大きな声で鳴き、仲間が鳴くと呼応するので、そのあたりにいるキジ全部の所在が一度にわかります。逃げるタイミングも何か変で、20-30m離れていても全速で走って逃げるくせに、不意に目の前から飛び立たれたりすることもあって、こちらのほうが不意打ちくらうこともしばしば。美しい姿とは異なり、ちょっとマヌケな所がある鳥です。
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2013.12.28 更新
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