コジュケイ

近所の鳥図鑑
時々びっくりするような大きな声で「ちょっと来い ちょっと来い」と鳴く割には、警戒心が強くて人嫌い、「ちょっと来い」は口ばかりです。いつも斜面林の中などにして滅多に人前に出てこないので、なかなか撮影させてくれません。

元々は中国の鳥、1919年に東京と神奈川で放鳥したそうですが、当時は第一次世界大戦直後の大正時代、町田や厚木あたりはまだのどかな「村」みたいなものだったでしょうから、狩猟目的だったのでしょうか。コジュケイにとっても天国みたいな所で、天敵のタヌキに時々卵を食べられながらも、きっと爆発的に増えたのでしょう。

住宅地に囲まれたこの狭い地域でも、増えもせず減りもせず、春になると大きな声が谷津田に響いています。

 

2013.3.2 作成
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