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人の住む近くに必ずいる鳥なので、多くの方には気にもとめない鳥だと思いますが、うちでは毎年春になると、スズメでちょっとした可愛らしい一騒動があります。

例年うちの前の電柱付近に営巣して、巣立つと真っ先にうちの庭に飛んでくるのですが、頭にとまる、手にとまるなどは序の口で、開いている窓から家の中に入ったり、シャッターボックスから出られなくなったり・・・。数年前などは、親が気づかずに呼んでくれないものだから、しばらく私の仕事デスクの前のカーテンにぶら下がったまま。小一時間ほどたって、ようやく親が気づき、ヒナをせかせて出て行きました。

掲載の写真のヒナは2010年と2011年の別のヒナで、これも巣立ち直後のものです。
ベランダの手すりが彼らの最初の到達点になることが多いのですが、巣立ちは彼らにとって大仕事らしく、ここで眠くなってしまうヒナも続出します。少したつと親からエサをもらい、ヒナたちは庭の一番大きな木に集められるというのが毎年のパターンです。その間にカラスに狙われることもあるので、こちらのほうがヒヤヒヤしています。

 

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