タシギ

近所の鳥図鑑
結構神経質な鳥で、身に危険が迫ると、身をかがめてじっとしています。冬枯れの田んぼや休耕田では、動いている間に確認できても、身を潜められるととたんに見失ってしまう(確認できなくなる)ほど見事な保護色。背中の縞模様が枯れ草の茎と区別がつかなくなってしまう見たいです。

ほぼ毎年、同じ田んぼに集団でやってきます。一度落ち着くと移動することは少なく、移動してもまた元の田んぼに戻っています。何故その田んぼが好きなのかはわかりませんが、エサだけでなく、半分が休耕田で枯れ草の隠れ場所があるからかもしれません。

目立たない、用心深くあまり声も上げない、容姿も優れないので興味を持つ人は少なく、ひっそりと冬を過ごして、春になるといつのまにか北に旅立っていく・・・「淡々と生きている」そんな印象の鳥です。

 

2013.2.13 作成
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