ハナナ <参考>

アブラナ科 Brassicaceae
アブラナ科 Cruciferae
ハクサイの仲間で関東ではナバナとも呼ばれる。千葉では多く逸失しています。
(観察による記述)
丈は1m以上になり、下部の葉は広倒卵形で厚みがあって縮緬状のシワがあり、基部は上部の葉も茎を深く抱き込みます
花は径1.5cmほどでまとまって付きます。果実は線形で茎から離れて付き、先端に10mmほどの花柱が残ります。

 

2017.3.25 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2

ハナナ-全体

房総ではポピュラーな「なのはな」。食用として栽培されていますが、
あちこち逸出しています。 (2017.3 千葉県館山市) <逸出>

ハナナ-全体
観光用として植栽されたもの。「なのはな」は県花ですが、実際にはアブラナ属の
様々な種が使われており、この花壇も毎年異なる種の種が蒔かれているようで、
少なくとも3種がごちゃごちゃになっていた。(2017.3 千葉県館山市) <植栽>

ハナナ-花

花序はよく伸びますが、咲いている花はまとまりがありました。
(2017.3 千葉県館山市) <逸出>

ハナナ-花2

花径は約1.5cmほどで、セイヨウアブラナと同じくらい。
(2017.3 千葉県館山市) <逸出>

ハナナ-葉

下部の葉の形はしわくちゃで形容しがたいですが、「広倒卵形」か、「広楕円形で幅広い翼」のいずれかの表現が近いように思いました。(2017.3 千葉県館山市) <逸出>

ハナナ-葉2

葉の表面は激しく縮れています。
(2017.3 千葉県館山市) <植栽>

ハナナ-茎

上部も下部も、葉の基部は茎を深く抱き込みます。
(2017.3 千葉県館山市) <植栽>