イヌガラシ / アオイヌガラシ

アブラナ科 Brassicaceae
アブラナ科 Cruciferae
丈は10-50cm、根生葉や下部の茎葉は2-15cmの長楕円状披針形~卵形で頭大羽状に裂け、基部は細まります。上部の茎葉は羽状に裂けず、粗い鋸歯状。いずれの茎葉も茎をやや抱き、茎も葉も無毛。
花は総状に付き、花弁は3-3.5cm、果実が1-2cmの長角果であるのもスカシタゴボウとの区別点で、長さ1-2cm、斜上開出します。
花弁のないものは、アオイヌガラシと呼びます。

 

2020.2.19 更新
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  • アオイヌガラシ

イヌガラシ-全体

スカシタゴボウより遅く、このあたりでは4月下旬頃から
よく目にするようになります。(2017.5 千葉市)

イヌガラシ-全体2

上部の茎葉はあまり裂けません。
(2012.5 千葉市)

イヌガラシ-全体3

(2014.4 千葉市)


イヌガラシ-全体4

暖地では秋にも咲きます。秋口に見られる型。茎葉が大きく、赤みもなく、柔らか。
(2017.10 千葉市)

イイヌガラシ-全体5

晩秋に見られた姿。
(2018.11 千葉市)

イヌガラシ-花

時期が遅くなると、花弁が短くなったりすることもあります。
(2006.10 千葉市)

イヌガラシ-花2

(2017.5 千葉市)


イヌガラシ-花3

萼も平開~斜開。
(2017.5 千葉市)

イヌガラシ-実

長角果です。
(2006.9 千葉市)

イヌガラシ-実2

(2019.12 千葉市)


イヌガラシ-葉

茎葉はあまり裂けないものが多いですが、下部は若干裂けます。
(2012.5 千葉市)

イヌガラシ-葉2

葉裏。
(2017.5 千葉市)

イヌガラシ-葉3

根生葉はうしろ半分が羽状に深裂するものが多く見られます。
(2007.4 千葉市)

イヌガラシ-葉4

晩秋に見られた根生葉。20cm近くあり、だらしない感じ。
(2019.12 千葉市)

イヌガラシ-茎

葉はやや茎を抱きます。
(2013.5 千葉市)

オイヌガラシ-全体

花が咲いているのかどうか、気づきにくい。
(2007.5 千葉市)

オイヌガラシ-花

花弁はありませんが、全体として黄色っぽい感じです。
(2007.9 千葉市)