カキネガラシ <狭義>  (ケカキネガラシ)

アブラナ科 Brassicaceae
アブラナ科 Cruciferae
針金細工のような面白い姿をしています。
丈は15-80cm、茎には毛が多く見られます、葉は羽状深裂し、裂片は更に浅裂します。上部の茎葉は小さくて目立たない。主茎はしっかりと立ち、葉腋からよく分枝します。側枝は始め横に伸び、途中から上向きに方向を変えて伸びます。
花は小さく、花弁は3-4mm、萼に長毛がある。果実は10-15mmの長角果で毛が見られ、茎に接して付きます。
これに対してハマカキネガラシは茎の毛が少なく果実は無毛。

 Sisymbrium officinale はハマカキネガラシを含む

 

2017.4.20 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

ケカキネガラシ-全体

葉や茎はやや白っぽい印象がありました。
(2015.4 千葉県松戸市)

ケカキネガラシ-全体2

咲きはじめ。まだ側枝が伸びていない。
(2017.4 千葉県松戸市)

ケカキネガラシ-花

(2017.4 千葉県松戸市)


ケカキネガラシ-花2

雄しべは6本。
(2015.4 千葉県松戸市)

ケカキネガラシ-花3

萼や花柄に毛が見られます。
(2017.4 千葉県松戸市)

ケカキネガラシ-葉

茎葉は羽状深裂。
(2015.4 千葉県松戸市)

ケカキネガラシ-葉2

葉には毛が多く見られます。
(2015.4 千葉県松戸市)

ケカキネガラシ-葉3

葉裏。脈上に刺状の毛が見られますが、後に失われることも多いようで、
下部の葉ではあまり明瞭ではなかった。(2015.4 千葉県松戸市)

ケカキネガラシ-葉4

羽状に深裂します。花期には見られません。
(2015.4 千葉県松戸市)

ケカキネガラシ-茎

茎には毛が見られます。
(2015.4 千葉県松戸市)