グンバイナズナ Thlaspi arvense


グンバイナズナ

分類
アブラナ科 グンバイナズナ属
植生環境
開花時期
4-6月 草地 畔 畑
地域
外来種 (中央アジア原産)
特記
 -
特徴
丈は10-60cm。茎葉は2-6cmの長卵形~倒披針形で基部が矢尻形となって茎を抱きます。根生葉は少なく、倒披針形、短柄があります。
花は総状に付き、花弁が萼よりすこし長い程度で、綺麗に平開しません。果実は1.2~1.5cmの扁平な円形で先端がくっくり凹み、全周に幅広の翼が目立ちます。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
マメグンバイナズナ : 果実は径3mm、葉は茎を抱かない。
撮影地
2015.3 茨城県常総市  他

グンバイナズナ

写真にするとマメグンバイナズナと似てしまいますが、果実など遙かに大きくて印象は全く異なります。 (2007.5 長野県駒ケ根市)

グンバイナズナ

果実は大きく、1.2-1.5cmもあり、種子の入る部分(淡緑)のまわりに大きな翼があって、特に左右の幅がマメグンバイナズナよりかなり広い。先端がハート型にはっきり切れ込みます。 (2007.5 長野県駒ケ根市)

グンバイナズナ

茎葉には柄がなく、基部は矢尻形になって茎を抱くので、果実がなくてもマメグンバイナズナと区別できる。 (2015.3 茨城県常総市)