アカネ Rubia argyi

2023.11.8 更新

アカネ

分類
アカネ科 アカネ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-10月 荒れ地 草地
地域
東北以南
特記
 -
特徴
つる性。根が染色に使われ、茜色の語源となった植物。
茎には稜があり、下向きの刺があってよくひっかかります。葉は3角状の卵形、または狭卵形で基部は心形、柄があり、柄や葉裏葉脈には下向きの刺がある。4枚輪生に見えますが、2枚は托葉です。
花は葉腋から柄を伸ばして円錐状に付き、3-4mmで黄緑色。花弁は4-5枚、果実は黒色に熟します。
果実が赤く熟すものはアカミノアカネと呼ばれますが、外来種。
備考
エングラー : アカネ科
類似種
 
撮影地
2023.9 千葉市

アカネ

沢山咲いていると良い香りが周囲に漂う。 (2021.10 千葉市)


アカネ

花冠は4-5裂、毛はなく、裂片内側に微細な突起がある。雄しべは裂片と同数。花柱2つ。果実は2つが連なった形で無毛、黒く熟す。 (2023.9 千葉市)


アカネ

果実は無毛でふつう2つが連なった形になる。緑→暗褐色→黒色に熟す。赤褐色に熟すものはシベリア原産の外来種・アカミノアカネ。 (2023.11 千葉市 / 2017.10 長野県箕輪町)


アカネ

葉は3角状の卵形、または狭卵形で柄があり、4輪生、うち、2枚は托葉が変化したもの。葉柄や茎の下向きの刺があります。 (2015.4 / 2020.6 千葉市)


(虫こぶ) アカネツボミフクレフシ

アカネツボミフクレフシ

タマバエの一種が蕾に寄生して出来た虫こぶ。花期~果期まで見られ、紫色を帯び、正常な子房よりはるかに大きく、花より少し小さい程度だった。 (2023.10 千葉市)