(型) ケアリタソウ -アリタソウの別形状-

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ヒユ科 Amaranthaceae
アカザ科 Chenopodiaceae
アリタソウのうち、茎に長い毛のあるものです。
丈は50-100cm、葉は卵形~披針形で低い歯牙が見られ、基部はくさび型で柄に続きます。裏面に腺点がある。
花は葉腋に穂状に付き、花弁はなく、萼は3-5裂。

 

2015.10.17 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2

ケアリタソウ-全体

荒れ地などでふつうに見られますが、気付かれない植物。咲き始めの状態。
(2015.10 千葉市)

ケアリタソウ-全体2

咲き進んだ状態。大部分は果実。
(2015.11 千葉市)

ケアリタソウ-全体3

果期。大きな葉は全部落ちてしまっています。
(2015.11 千葉市)

ケアリタソウ-花

花序の基部に葉状の苞が付く。
(2013.9 栃木県渡良瀬遊水地)

ケアリタソウ-花2

花には花被はなく、白い雄しべの葯だけが目立ちます。
(2015.10 千葉市)

ケアリタソウ-実

アカザ属の果実と似た5角の星形。稜はありません。
(2015.11 千葉市)

ケアリタソウ-葉

葉は卵形~披針形で粗い鋸歯が見られます。
(2015.10 千葉市)

ケアリタソウ-葉2

葉裏には腺点が見られました。
(2015.10 千葉市)

ケアリタソウ-茎

茎には白い毛が見られます。
(2015.10 千葉市)