ヤノネボンテンカ Pavonia hastata

2023.10.8 更新

ヤノネボンテンカ

分類
アオイ科 ヤノネボンテンカ属
植生環境
開花時期
8-9月 草地 荒れ地 河原
地域
外来種 (南米原産)
特記
 -
特徴
園芸逸失種。園芸種名は「たかさごふよう」。
丈は50-70cm、葉は互生し、長い柄があって葉身は3-6cm、細いほこ形、基部は切形で鈍い鋸歯がある。
花は葉腋から長い柄を伸ばして付き、径4-6cm、花弁は5で白色~淡ピンク、基部は濃い赤色、裏面に赤い条がある。萼は5裂、副萼片は5つ。雄しべは12で花糸は合着し柱状、花柱は噴水状に10裂。果実は5分果にわかれ、刺はない。
付記
日本の野生植物4には花柱5裂の記載があるが、おそらく誤記と思われる。
備考
エングラー : アオイ科
類似種
 
撮影地
2022.9 千葉市

ヤノネポンテンカ

オオイヌタデやミゾソバが咲く市街地近くの小河川の河川敷で見られた。

ヤノネボンテンカ

花は径4-5cmくらい、花弁5で白色、基部は赤く、裏面に赤い条がある。雄しべは12で花糸は合着して柱状、花柱は噴水状に10裂。 (2022.9 千葉市)

ヤノネボンテンカ

萼は5裂で裂片は披針形、すぐ外側のものは副萼片と思われ5つ。 (2022.9 千葉市)

ヤノネボンテンカ

葉身は長さ3-6cmの細いほこ形、基部は切形、両面、特に裏面に小さな星状毛が多く見られ、長い柄がある。 (2023.7 千葉市)