チングルマ

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バラ科 Rosaceae
良く知られた高山性落葉低木。
前年の枝などから茎が伸び、葉は7-9個の小葉からなる奇数羽状複葉、小葉は6-15mmの狭倒卵形、粗い鋸歯があり、革質で光沢があります。托葉は線形。
花茎は長さ10-20cm、花は1つ頂生し、5弁花で径2-3cm、萼は披針形、副萼片は小さい。果実は3cmほどの紡錘型で、長い白毛があります。

 「日本の野生植物」では、コキンバイ属とともに本属も広義的にダイコンソウ属に含めています。

 

2019.7.13 更新
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  • 葉3
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チングルマ-全体

(2007.8 北ア・穂高岳)


チングルマ-全体2

(2009.8 山形県月山)


チングルマ-全体3

若い株。
(2014.5 青森県八甲田山)

チングルマ-花

花弁は5枚。
(2008.6 岩手県八幡平)

チングルマ-花2

(2014.5 青森県八甲田山)


チングルマ-花3

(2014.5 青森県八甲田山)


チングルマ-花4

副萼片が2裂していたもの。
(2018.6 山形県月山)

チングルマ-蕾

赤味を帯びることもあります。
(2014.6 秋田県森吉山)

チングルマ-葉

葉は奇数羽状複葉。写真では5-9小葉のようです。
(2014.5 青森県八甲田山)

チングルマ-葉2

(2014.5 青森県八甲田山)


チングルマ-葉3

葉裏
(2019.7 岩手県八幡平)

チングルマ-枝

緑の葉の下はこのようになっていて、低木であることがわかります。
(2009.8 秋田駒ヶ岳)

チングルマ-枝2

(2019.7 岩手県八幡平)


チングルマ-実

花もさることながら、こちらも写真のテーマによくされます。
(2006.8 北ア・立山)

チングルマ-群生

雪が融けた順に咲くので、一度に広範囲で咲く姿は見られないことも多い。
(1986.8 北ア・白馬岳)