エゾキイチゴ

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バラ科 Rosaceae
ラズベリーとも呼ばれます。
茎は長さ2mほどになり、葉は奇数羽状複葉で、3-5小葉からなり、小葉は菱状卵形、裏面はふつう白い。
花は径1cm、萼片は三角状卵形で先が長く尖り、内側に白毛が外側に刺と縮毛がある。花弁はそれより小さく、へら形~倒卵形で直立します。果実は赤く熟し美味。
本種は基準種のヨーロッパキイチゴと変化が連続的であるとして、R.idaeus以下の全種(エゾイチゴ、カナヤマイチゴ、ミヤマウラジロイチゴ、シナノキイチゴ、イシズチイチゴ)を本種に含め、エゾキイチゴと名称を改められました。

 

2021.1.26 作成
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エゾキイチゴ-全体

葉は奇数羽状複葉で小葉は1-2対。
(2011.8 南ア・北岳)

エゾキイチゴ-全体2

葉裏がちらっと見えていますが、白くありません。
(2011.8 南ア・北岳)

エゾキイチゴ-全体

開花前のもの。
(2015.5 青森県八甲田山)

エゾキイチゴ-花

花弁は小さくて平開せず、萼が目立っています。
(2011.8 南ア・北岳)

エゾキイチゴ-葉
葉は羽状複葉。1年目の枝には3-5小葉の葉が、2年目の枝には3小葉の葉のみが付くと言われる。ふつう葉裏は白い。(2015.5 青森県八甲田山)