チシマザクラ Cerasus nipponica var. kurilensis


チシマザクラ

分類
バラ科 サクラ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
6-7月  
地域
北海道 東北北部
特記
 -
特徴
標高1000m以上で見られるタカネザクラの変種で、葉の両面、葉柄、花序の柄、花柄、萼筒に開出した毛が見られます。
花径は約1.5-3cm、花弁の先端は凹みます。萼筒は筒状鐘形~鐘形。
付記 日本の野生植物では、変種として掲載があるものの、「変異が連続的なため、変種としての区別が適当かと゜うか疑問視されている」との記述がある。
備考
エングラー : バラ科
類似種
タカネザクラ : 葉柄、花柄、萼筒等は無毛、葉の両面もふつう無毛だが稀に長毛がある。
撮影地
2008.7 岩手県早池峰山

チシマザクラ

萼筒の毛は不明瞭でしたが、小花柄には毛が多く認められた。 (2008.7 岩手県早池峰山)