クサボケ Chaenomeles japonica


クサボケ

分類
バラ科 ボケ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 草地 雑木林
地域
本州以南
特記
 -
特徴
草地などで見かける丈の低いボケで、オレンジ色がよく目立ちます。刈られても丈が10cmくらいで咲きます。雄性同株。
丈は30-50cm前後、小枝は刺になります。葉は倒卵形~広倒卵形で先端は鈍頭~円頭、基部はくさび形で鋭い鋸歯があり、無毛。托葉は葉状で扇形。
花は両性花と雄花が混生し、径2.5-3cm、雄しべは40-60個、両性花の花柱は5個。萼筒は鐘形で裂片の縁に毛が見られます。 
備考
エングラー : バラ科
類似種
 
撮影地
2015.4 千葉市  他

クサボケ

早春の原でこの色はとても目立ちます。丈は~50cmくらい。 (2018.6 長野県上田市)


クサボケ

花は葉腋に2-5個付きます。花弁の基部は細く爪状になります。萼筒は鐘形で 裂片の縁に毛が見られます。 (2015.4 千葉市)


クサボケ

花には両性花と雄性花がある。 写真左は両性花で雌しべは5本、右は雄性花。 (2015.4 千葉市)


クサボケ

葉は倒卵形~広卵形で花期の頃は円頭のものが多いが、後に出るものは鈍頭~やや鋭頭の事が多い。基部はくさび型で無毛。 (2015.4 千葉市)