ソメイヨシノ

top
バラ科 Rosaceae
オオシマザクラエドヒガンの交雑種。ほぼ不稔に近いため、大半は挿し木や接ぎ木で増やされたクローンですが、希に自然交配によるものもあるそうです。
丈は10-15mほど、樹皮には皮目が縦に並びます。葉は広卵状楕円形、縁には重鋸歯があり、特に単鋸歯が混じります。葉柄に蜜腺が1対ある。
花は葉の展開前に咲き、3-5個ずつ付き、径4cm、萼上部はあまりくびれず、柄とともに毛が多い。萼裂片には鋸歯があります。

 

2023.3.31 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

ソメイヨシノ-全体

北海道と沖縄を除いた多くの地域で植栽され、楽しまれる桜の代表。
今や「日本」の代名詞でもある。(2021.4 千葉県木更津市)

ソメイヨシノ

(2023.3 千葉市)


ソメイヨシノ

花は3-5個ずつ付く。
(2023.3 千葉市)

ソメイヨシノ-花

萼や花柄の毛が目立ちます。エドヒガンのように萼筒上部はくびれない。
萼裂片には鋸歯が見られます。(2021.4 千葉県木更津市)

ソメイヨシノ

花は径4cm、ごく淡いピンク。
(2023.3 千葉市)

ソメイヨシノ

葉は広卵状楕円形、重鋸歯があり、単鋸歯が混じる。
(2023.3 千葉市)

ソメイヨシノ-葉

(2021.4 千葉県木更津市)