オオアオカモメヅル Vincetoxicum nipponicum
(品種) ナガバクロカモメヅル


オオアオカモメヅル

分類
キョウチクトウ科 カモメヅル属
植生環境
里 山地
開花時期
6-7月 湿った草地 林縁
地域
東北~中部
特記
 -
特徴
丈は1m前後、下部は直立し、上部はツル状になります。茎には曲がった毛が見られます。葉は長楕円状披針形で先が尖り10cmほど、基部は円形~やや心形で柄は短く5mm前後。葉の縁や裏には短毛が見られます。 葉腋から短い柄を出して花序を付け、花は1cmほどで黄色味を帯びます。萼には毛が見られます。 花色が赤褐色のものをナガバクロカモメヅルと呼びます。
付記

本種は「日本の野生植物」新版に一切の記述がない。旧版との継承性も明示されていなし、synonymとしても学名記載もない。
「日本の野生植物」旧版では本種の変種としてタチカモメヅルが記述されているが、新版ではこれを独立種として扱っており、1959年の北川論文(J. J. B. 34 (1959))で用いられた学名になっている。その論文では本種をV.nipponicumとしているようなので、その学名を用いた。

備考
エングラー : ガガイモ科
類似種
 
撮影地
2016.6 茨城県水戸市  他

オオアオカモメヅル

花色は黄色味を帯びた色。萼は狭披針形。花序の柄はとても短い。 (2016.6 茨城県水戸市)


オオアオカモメヅル

葉は長楕円状披針形で10cmほどありますが、柄は他のカモメヅルと比して極端に短い。 (2015.6 栃木市)


(品種) ナガバクロカモメヅル f. abukumense

ナガバクロカモメヅル

オオアオカモメヅルの赤花です。 (2016.6 茨城県水戸市)


ナガバクロカモメヅル

花は赤褐色、径1cm。小花柄に毛が見られました。花序の柄はないに等しいくらい短かった。 (2016.6 茨城県水戸市)