タチガシワ Vincetoxicum magnificum


タチガシワ

分類
キョウチクトウ科 カモメヅル属
植生環境
山地
開花時期
6-8月 林内
地域
本州以南
特記
 -
特徴
丈は30-60cm、10-17cmの大きな広卵形の葉が茎の上に集まって付き、先は急に尖り基部は円形~くさび形で2-4cmの柄があります。
花は茎頂に集まって密に付き、長さ3.5mm、緑褐色で先は円頭。果実は披針形で7-15cm。
備考
エングラー : ガガイモ科
類似種
ツルガシワ : 上部がツル状に伸び、そこに付く小さな葉の葉腋に花序が付く。
撮影地
2013.5 東京都高尾山  他

タチガシワ

花序は葉腋に複数付くように見え、それぞれ集散状に見えました。 (2015.5 東京都高尾山)


タチガシワ

外側の花被は緑色で、内側は緑褐色。咲き始めは内側も緑色の近い印象でした。 (2015.5 東京都高尾山)


タチガシワ

葉は広卵円形。ごく浅く2-3裂するものもありました。脈上に上向きの圧毛が見られました。 (2015.5 東京都高尾山)


タチガシワ

未熟な果実。大きくなると7-15cm。 (2015.6 岩手県岩泉町)