セイヨウヒキヨモギ Bellardia viscosa

2023.5.26 更新

セイヨウヒキヨモギ

分類
ハマウツボ科 ヒサウチソウ属
植生環境
開花時期
5-6月 道ばた 堤防
地域
外来種 (西欧州原産)
特記
 -
特徴
半寄生植物。
全体に白毛に混ざって腺毛が多くベタつきます。茎は分枝せずに直立し、丈は40cmほど。葉は下部では対生、上部では互生し、狭卵形~披針形、無柄、鋸歯が見られ、茎を抱きます。
花は葉腋に1つずつ付き、長さ2.5cmほど、3裂した下唇が大きい。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
ヒキヨモギ : 萼筒部が長い。葉は羽状に2回くらい裂け、最終裂片は線形。花期は8-9月。
撮影地
2021.5 千葉県木更津市  他

セイヨウヒキヨモギ

道路の緑地帯などで大群生していました。ヒキヨモギ同様、全草に腺毛があって粘ります。 (2021.5 千葉県木更津市)


セイヨウヒキヨモギ

3裂した下唇が大きく、鮮やかな黄色。上唇の感じがヒキヨモギと違う。萼や苞?に腺毛が密生。 (2023.5 千葉市 / 2021.5 千葉県木更津市)


セイヨウヒキヨモギ

葉は上部では互生、狭卵形~披針形。葉にも茎にも腺毛が密。 (2021.5 千葉県木更津市)