シオガマギク Pedicularis resupinata subsp. oppositifolia var. oppositifolia
(品種) ウスベニシオガマ / シロシオガマ


シオガマギク

分類
ハマウツボ科 シオガマギク属
植生環境
山地
開花時期
8-9月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は25-60cm、葉は下部は対生、上部では互生し4-9cmの狭卵形で先は尖り、重鋸歯があり、基部は切形で短柄に続きます。
花は茎の上部に付くやや大型の苞の腋につき、花冠長さ2cm、やや傾いたような印象で付きます。上唇は三日月状に曲がって先が尖り、下唇は斜めに拡がります。
白花はシロシオガマ、淡色はウスベニシオガマと呼びます。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
トモエシオガマ : 花序がつまって頭状となり、上から見ると花が巴状に並ぶ。
撮影地
2013.8 秋田県真昼山地  他

シオガマギク

上唇は嘴状、下唇は斜め~横向きに付きます。 (2017.9 静岡県金時山)


シオガマギク

葉はトモエシオガマより細いものが多く、狭卵形~狭い披針形。重鋸歯があり、下部の葉には柄があります。 (2014.9 宮城県丸森町)


(品種) ウスベニシオガマ f. alborosea

ウスベニシオガマ


花色の淡いもの。 (2015.7 山形県月山)


(品種) シロシオガマ f. albiflora

シロシオガマ

花色の白いもの。写真はトモエシオガマの白花のようにも感じた。 (2013.8 長野県白馬村)