ヤマウツボ Lathraea japonica



分類
ハマウツボ科 ヤマウツボ属
植生環境
山地
開花時期
5-7月 落葉樹林内
地域
関東以西
特記
 -
特徴
ブナ科、カバノキ科、ヤナギ科などの樹木の根に寄生している植物。
花茎は13-30cm、下部に鱗片状の葉が付き、上のものほど大きく5-10mm。
花は総状花序に付き、長さ12mm、上唇が大きく兜状、下唇は長さがその半分で、3裂して外側から上唇を包み、中央裂片はピンク色。基部に膜質の苞葉が残ります。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
 
撮影地
2019.5 東京都檜原村  他

ヤマウツボ

咲き始めの状態。すべて雌性期の花。トップの写真は上半分が雌性期、下半分が雄性期。 (2012.5 東京都檜原村)


ヤマウツボ

雌性期。花冠は萼から完全に出ておらず、下唇が萼から少し顔を出した状態。先端が丸いのが柱頭。 (2019.5 東京都檜原村)


ハマウツボ

雄性期。下唇も完全に露出している。花糸は下唇より長く伸びて屋根型になった上唇の内側にすっぽり収まっている。 (2019.5 東京都檜原村)