キタヨツバシオガマ (またはエゾヨツバシオガマ)
/ シロバナヨツバシオガマ

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 ハマウツボ科 Orobanchaceae
 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
丈が大きく、花が何段にもつくエゾヨツバシオガマの変種。段数は7-12段。花冠は萼出口付近で下向きに折れ曲がり、上唇の嘴部分はヨツバシオガマより短い。
白花品はシロバナヨツバシオガマと呼びます。
北海道・礼文島には更に段数が多いレブンシオガマがあります。

 

2020.11.2 更新
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キタヨツバシオガマ-全体

丈も大きく、月山では50cm以上になります。
(2006.7 山形県月山)

キタヨツバシオガマ-全体2

(2015.7 山形県月山)


キタヨツバシオガマ-花

花はふつうのエゾヨツバシオガマと同じ。
(2009.8 山形県鳥海山)

キタヨツバシオガマ-花2

嘴の長さはヨツバシオガマほど長くない。
萼の出口付近で花冠は折れ曲がる。(2018.6 山形県月山)

キタヨツバシオガマ-花3

(2015.6 岩手県早池峰山)


キタヨツバシオガマ-葉

葉は3-6枚、多くは4枚輪生。羽状深裂し、裂片に鋸歯があります。
(2015.7 山形県月山)

キタヨツバシオガマ-茎

茎には4稜があり、稜には毛が見られました。
(2015.6 岩手県早池峰山)

シロバナヨツバシオガマ

シロバナヨツバシオガマはキタヨツバシオガマの白花品。ヨツバシオガマの白花には特に名はなく、ボッとしていると間違えそうになる。(2009.8 山形県鳥海山)