コバノコゴメグサ

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 ハマウツボ科 Orobanchaceae
 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
丈は3-10cmと小型のコゴメグサ。
葉は小さく、幅より長さが少し長く、6-13mm、茎や葉、萼などに腺毛が多く見られます。
花は葉腋に1つずつ付き、花冠8-11mm、上唇2裂、下唇3裂、萼の先端は鈍く、花柱は花冠から飛び出します。

 

2016.1.9 更新
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
  • 葉2

コバノコゴメグサ-全体

八ヶ岳は中腹の沢沿いなどでも見つかります。
(2010.8 長野県八ヶ岳)

コバノコゴメグサ-全体2

葉は花より小さいか同じ程度のようです。
(2010.8 南ア・北岳)

コバノコゴメグサ-全体

葉裏の葉脈にも毛がありました。
(2010.8 南ア・北岳)

コバノコゴメグサ-花

上唇の先はごく浅く2裂、ほとんど尖りません。花柱は花冠の外に突き出します。
咲いてしばらくすると上唇は赤味を帯びるものがあります。(2011.8 南ア・北岳)

コバノコゴメグサ-花2

(2013.9 南ア・北岳)


コバノコゴメグサ-花3

下唇内側中央に2列の毛が見られます。
(2009.7 長野県八ヶ岳)

コバノコゴメグサ-葉

葉は倒卵形で、長さが幅より少し長い。茎には白毛が多く見られます。
葉の基部にあるのは果実で萼は残存、裂片先端は鈍頭。(2015.8 南ア・北岳)

コバノコゴメグサ-葉2

(2015.8 南ア・北岳)