ナンバンギセル Aeginetia indica


ナンバンギセル

分類
ハマウツボ科 ナンバンギセル属
植生環境
里 山地
開花時期
7-9月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
ススキ、ミョウガ、サトウキビに寄生します。
茎も葉(鱗片状)も地下にあり、花茎のみが地上に現れます。
花茎は地下の茎の葉腋から出て15-30cm、花冠は3-5cmで先が浅く5裂、萼は黄褐色で紫の条があり、先端が尖ります。花冠裂片の先端に鋸歯が見られることがありますが、オオナンバンギセルより粗く不規則です。
備考
エングラー : ハマウツボ科
類似種
オオナンバンギセル : 花冠の紅紫色が強く、裂片がほぼ同じ大きさで平開し、先端に揃った歯牙があり、萼の先端が尖る。
撮影地
2014.9 静岡県熱海市

ナンバンギセル

このあたりでは、秋のススキ原で穂が出始める頃に見られます。 (2007.9 千葉市)


ナンバンギセル

萼の先端が尖ります。花冠裂片の先端に歯牙があります。柱頭は花冠内の上からぶら下がるような感じで見える。 (2013.11 千葉県銚子市 / 2014.9 静岡県熱海市)