ヤセウツボ Orobanche minor var. minor

2023.4.22 更新

ヤセウツボ

分類
ハマウツボ科 ハマウツボ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月 草地
地域
外来種 (地中海沿岸原産)
特記
 -
特徴
マメ科のシロツメクサ属の他、キク科、セリ科の植物などにも寄生します。
丈は15-40cm、全体が腺毛で覆われています。茎は茶褐色から黄褐色、葉は鱗片状でコゲ茶色。
花は淡黄色で紫条があり、長さ12-15mm、裂片の縁は不規則に切れ込みます。
備考
エングラー : ハマウツボ科
類似種
 
撮影地
2017.5 千葉市

ヤセウツボ

近年、様々な外来種のマメ科植物が沢山侵入していますが、それを追うように本種が沢山見られるようになりました。ここではコメツブツメクサやムラサキツメクサに寄生しているのではと思われました。 (2017.5 千葉市)


ヤセウツボ

柱頭は半球形のものを並べたような形。下唇は3裂し、中央裂片と側裂片の間あたりが隆起しています。 (2023.4 千葉市)


ヤセウツボ

茎、苞、萼など、すべて腺毛で覆われています。 (2023.4 千葉市)


ヤセウツボ

茎には鱗片状の葉が見られます。 (2023.4 千葉市)