ノアサガオ

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ヒルガオ科 Convolvulaceae
葉は5-10cmの心形、先は鋭く尖り、まばらに毛が見られます。
花冠は紫~ピンクで6-7cm、萼は披針形で先は長く伸び、反曲しません。
在来由来と外来由来があり、在来由来のものは花冠中心部(筒部)が白い。
外来由来のものは以前はオオバアメリカアサガオ(Ipomoea learii) の名で分けられていましたが、現在は分けません。
良く似たマルバアサガオは萼が反曲します。アサガオの萼は先が長く伸びず、反曲します。

 

2020.9.5 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3

ノアサガオ-全体

もはや海辺の夏の定番ですが、関東のものは在来帰化。
(2020.9 千葉県 旧・岬町)

ノアサガオ-全体2

(2011.11 静岡県南伊豆町)


ノアサガオ-花

花は6-7cm、多くはピンク~淡紫でした。11月なので、さすがに花は少なかった。
花冠中央部が白いものは、在来由来。(2011.11 静岡県南伊豆町)

ノアサガオ-花2

こちらの色のほうがよく見られる。
(2020.9 千葉県 旧・岬町)

ノアサガオ-花3

萼片は鋭く長く尖り、反り返らない。毛が見られます。マルバアサガオやアサガオ、
アメリカアサガオは反り返ります。(2011.11 静岡県南伊豆町)

ノアサガオ-葉

葉はアサガオより大きく、広卵形~3浅裂するものまでいろいろですが、
先端はやや長く鋭く尖ります。(2020.9 千葉県 旧・岬町)

ノアサガオ-葉2

葉表は見た目以上に毛が多い。
(2020.9 千葉県 旧・岬町)

ノアサガオ-葉3

葉裏にも密に毛が見られた。
(2020.9 千葉県 旧・岬町)

ノアサガオ-茎

ツルには毛が密に見られました。
(2020.9 千葉県 旧・岬町)