ギンリョウソウモドキ Monotropa uniflora

2022.9.16 更新

ギンリョウソウモドキ

分類
ツツジ科 ギンリョウソウモドキ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-10月 林内のやや暗いところ
地域
北海道~九州
特記
 -
特徴
菌従属栄養植物。
ギンリョウソウに良く似ていますが、夏の終わり頃に咲きます。
丈は10-30cmと少し大きく、鱗片葉が被針状長楕円形でやや細く、不規則な歯牙が見られるのが顕著な違い。花弁にも不規則な歯牙があります。果実は蒴果で心皮の外縫線で3-5裂する。
付記
Monotropaはギンリョウソウ属となり、シャクジョウソウ属はHypopitysとなった
備考
エングラー : イチヤクソウ科
類似種
ギンリョウソウ : 果実は液果で1心皮、裂開しない。花期は寒冷地以外では3-7月。
撮影地
2022.9 茨城県常陸太田市  他

ギンリョウソウモドキ

(2022.9 千葉県佐倉市)

ギンリョウソウモドキ

葉(鱗片葉)、萼、花弁の先端に歯牙が見られます。 (2022.9 福島県裏磐梯)

ギンリョウソウモドキ

蒴果で心皮は3-5、その2倍の数の縦溝が入り、うち外縫線(心皮の中央)で裂開する。 (2017.10 千葉市)