コムギ <参考>

top
イネ科 Poaceae
イネ(米)の次にお世話になっている穀類。
丈は1m弱(?)。
小穂は約1cm、4小花からなり、2つの苞穎は7mmほどで堅く、先は切形~緩い山形で中肋は短く突出します。護穎の先に長い芒があり、1-6cm、第2小花の芒が最も長く、第4小花の芒が最も短い。(数値は実測値・・・栽培種と思われるため参考値)

 

2021.5.18 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 鞘2

コムギ-全体

田んぼの縁に沿った道ばたの土手にポツンポツンと見られました。少し離れた山側で栽培されていましたので、その逸失と思われました。(2021.4 千葉県佐倉市)

コムギ-全体2

麦畑にて。見た目はイネより綺麗。
(2021.5 栃木県渡良瀬遊水地) <栽培>

コムギ-全体3

(2021.4 千葉県佐倉市)


コムギ-花

観察した花穂は芒を除いて10-12cm。
(2021.4 千葉県佐倉市)

コムギ-花2

小穂は概ね1cm。小穂の基部に基毛が見られた。
(2021.4 千葉県佐倉市)

コムギ-花3
小穂は4小花からなり、苞穎は7mmほどで堅く、
先は切形~緩い山形、中肋だけ突出、護穎は7-8mmくらいで長い芒が付く。
芒には小刺があってざらつく。(2021.4 千葉県佐倉市)

コムギ-花4

いくつかの小穂で測定しましたが、共通して第2小花の芒が最も長く、3-6cmほどありました。第4小花の芒が最も短い。(2021.4 千葉県佐倉市)

コムギ-鞘

葉舌は短く、切形でした。
(2021.4 千葉県佐倉市)

コムギ-鞘2

(2021.4 千葉県佐倉市)