メガルカヤ

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イネ科 Poaceae
丈は1mほど、叢生し、全体に粗い毛が見られます。葉の鞘口付近に長毛がある。
上部で主稈に密着した枝を分け、複総状に総を付けます。総は、基部に鞘状の苞葉があり、1対の総苞状の雄性小穂、複数の有柄の雄性小穂、無柄の両性小穂が付きます。両性小穂の第1苞穎は褐色で、基部に褐色の基毛があり、第2小花の護穎に長い芒が付きます。雄性小穂の護穎には芒はない。

 

2021.9.25 更新
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  • 花3
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メカルガヤ-全体

見た瞬間、面倒くさい姿で、一体どう観察したら良いのか判らす、
事前学習が必要な植物と感じた。(2020.10 千葉市)

メガルカヤ-全体2

(2021.9 千葉市)


メガルカヤ-全体3

(2021.9 千葉市)


メカルガヤ-全体4

残念ながら時期が遅くて、果期に入っていた。
(2020.10 千葉市)

メカルガヤ-花

現地では何がどうなってるのかわかりにくい。
(2020.10 千葉市)

メカルガヤ-花2
長い芒は総に1つだけある両性小穂の第2小花の護穎にだけ付くので、
写真では5つの総が含まれている。(1つ芒が欠落)
それぞれの総は鞘状の苞葉から出ている。 (2021.9 千葉市)

メカルガヤ-花3
A,B:総苞状の雄性小穂 C:有柄の雄性小穂で複数ある 
D:無柄の両性小穂で先に芒が付く
これらの小穂で1つの総(小花序)。Zは総を包んでいた苞葉。(2020.10 千葉市)

メカルガヤ-花4

無柄(両性)小穂の第1苞穎は褐色で他の小穂から容易に区別出来ます。無柄小穂の第1苞穎は緑色。褐色の基毛があるのも両性小穂のみ。(2020.10 千葉市)

メカルガヤ-鞘

葉舌は短く、先が短い毛状。葉鞘や鞘口付近には長毛が見られた。
(2020.10 千葉市)