シバ

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イネ科 Poaceae
俗に「ノシバ」とも呼ばれます。
茎は地を匍い、節から発根して拡がり、丈はふつう10cmで20cmくらいになることもある。葉は幅3-4mmの線形でやや堅い。
花序は円柱形で長さ3-5cm、小穂は紫色を帯び、長さ3mmの狭卵形。
芝生として植栽されるのは、多くは本種ではなくコウシュンシバ (Z. pacifica) やコウライシバZ. matrella)で、いずれも俗に「高麗芝」と呼ばれるもの。

 

2020.10.26 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2

シバ-全体

よく草刈りされるような道ばたなどで見られます。
ここでは舗装された部分にまで拡がっていました。(2020.9 千葉県 旧・成東町)

シバ-全体2

(2020.9 千葉県 旧・成東町)


シバ-花

花穂は3-5cm。
(2020.9 千葉県 旧・成東町)

シバ-花2

小穂は3mmの狭卵形。
(2020.9 千葉県 旧・成東町)

シバ-葉

公園などに使われるものはコウライシバやコウシュンシバがほとんどで、本種はそれより葉の幅が広くややゴワゴワしている。公園などには不向き。(2020.9 千葉県 旧・成東町)