ムギクサ Hordeum murinum

2022.5.2 更新

ムギクサ

分類
イネ科 オオムギ属
植生環境
開花時期
4-7月 草地
地域
外来種 (欧州原産)
特記
 -
特徴
丈は10-50cm、葉は柔らかい。
花穂は5-9cm、小穂は3個ずつ軸に交互に密に付きます。3つの小穂のうち、中央の無柄の小穂が両性、短柄のある側小穂は雄性でそれぞれ1小花からなります。苞穎は長さ2.5-3cmの芒状、護穎は広披針形で先に付く芒は護穎より長い。
備考
エングラー : イネ科
類似種
 
撮影地
千葉市

ムギクサ

牧場に通じる道沿いで見られました。30-40cmほどになっていました。

ムギクサ

花穂は8-9cmでした。

ムギクサ

小穂は3つずつ付きます。3小穂のうち、中央の無柄のものが両性、短い柄のある側小穂2つは雄性。 両性小穂の実測値は、護穎1.3mm、護穎の芒2.7mm、苞穎2.5mm。


ムギクサ

葉舌はごく短く、切形のように見えました。葉は柔らかく、軟毛が多い。