ムツオレグサ Glyceria acutiflora subsp. japonica

2022.5.5 更新

ムツオレグサ

分類
イネ科 ドジョウツナギ属
植生環境
開花時期
5-6月 水田 池畔
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は20-70cm、葉は10-30cm、葉舌は披針状三角形。
花序は円錐花序で長さ10-30cm、枝も小穂も稈に沿い、小穂は5-20個、長さ2.5-5cmと長く、8-15個の小花があります。護穎は7-9mm、内穎より少し短く内穎の先端は2尖頭。
備考
エングラー : イネ科
類似種
 
撮影地
千葉県多古町

ムツオレグサ

ヒメウキガヤ(ウキガヤ)のように長くは匍わないようだ。

ムツオレグサ

小穂は円錐状に付き、花序全体では長さ10-30cm、小穂は5-20個。

ムツオレグサ

小穂はふつう長さ2.5-5cm、小花は8-15個、稈に沿っていてほとんど開出しない。


ムツオレグサ

写真上 : 小穂は同一株でも長さがばらついていました。写真は上から26/35/39mm。苞穎もバラつき、第1:2.3-2.9 第2:3.2-4.0。
写真下 : 護穎は概ね8mm、内穎の先が2尖頭になっており、その分内穎のほうが少し大きく、護穎の先に飛び出して見える。


ムツオレグサ

葉舌は披針状三角形で4-7mm。みんな首折れしていて綺麗に撮れるものが見当たらず残念。