オオナギナタガヤ Vulpia myuros var. megalura

2022.5.11 更新

オオナギナタガヤ

分類
イネ科 ナギナタガヤ属
植生環境
開花時期
5-6月 草地
地域
外来種 (北米原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
ナギナタガヤの変種で護穎の縁に長い毛のあるもの。小穂も1cmほど、護穎も6-7mmある。
他はナギナタガヤによく似ており、葉は内巻きして細い。小穂に付く小花は3-5個、第1苞穎は第2苞穎の1/3、芒は1-2cm。
備考
エングラー : イネ科
類似種
ナギナタガヤ : 護穎に長毛はなく、微突起がある。
イヌナギナタガヤ : 第1苞穎は第2苞穎の1/3より大きい。
撮影地
千葉県東庄町

オオナギナタガヤ

護穎に長い毛が見られるのが特徴。トップの写真は花穂がまだ完全に展開していない。

オオナギナタガヤ

小穂は1cmほど、護穎に1-2cmの長い芒が付く。第1苞穎は小さく第2苞穎の1/3以下。ただ個体差があり、同一個体でも多少前後していた。護穎は6-7mmほどでした。

オオナギナタガヤ

護穎には微細な毛があり、縁に1mmほどの長い毛が見られた。


オオナギナタガヤ

ナギナタガヤ同様、葉は内側に巻いていて細い。葉舌はごく短いようです。