カテンソウ

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イラクサ科 Urticaceae
高さ10-30cm、葉は1-3cmの扇状卵形で先の丸い鋸歯があり、葉身と同長の柄があります。
花は茎頂や葉腋に数個ずつまとまって付き、雄花の花被片は5、雌花の花被片は4。

 

2016.4.14 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3

カテンソウ-全体

春先に見られ、丈は15-30cmほど。
(2016.4 東京都高尾山)

カテンソウ-全体2

(2008.4 高尾山)


カテンソウ-花

雄花。5弁花で花弁はふつう赤いが、希に緑色のものもありるそうです。
(2008.4 東京都高尾山)

カテンソウ-花2

写真は雄しべが花粉を飛ばした後の状態で、少し内側に曲がり初めている。中央の星形の5角状のものは未熟な子房。。(2016.4 東京都高尾山)

カテンソウ-葉

葉は上部で密に付き、対生に見えますが互生。扇状の卵形で、 先の丸い大きな
鋸歯があり、葉面に小さなイボ状凸部が見られます。(2014.4 茨城県 旧・桂村)

カテンソウ-葉2

上部の若い葉の葉表には毛が見られましたが、下部では見られず、
縁にのみ毛が残っていました。(2016.4 東京都高尾山)

カテンソウ-葉3

葉裏には毛が見られ、特に脈上のものはやや長い。
柄の基部に卵形の小さな托葉が付いていました。(2016.4 東京都高尾山)