ウワバミソウ

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イラクサ科 Urticaceae
ふつう、山菜で「ミズ」と言ったら本種。
茎は30-40cmで斜上し、無毛、上部はやや垂れることもあります。葉は5-12cmの長楕円形でやや湾曲して左右非対象、7-8対の鋸歯があり、先は長く尖ります。
花序は葉腋に付き、雄花序には1-2cmの柄がありますが、雌花序にはありませんが、希に雌雄の花が混じって花序を作ることもあります。

 

2019.5.17 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 雄花
  • 雌花
  • むかご
  • 葉2

ウワバミソウ-全体

山菜では「ミズ」の名で呼ばれています。
(2017.5 栃木県益子町)

ウワバミソウ-全体2

(2008.5 群馬県 旧・松井田町)


ウワバミソウ-全体3

(2019.5 千葉県鴨川市)


ウワバミソウ-花

雄花の花序には柄があります。
(2008.5 新潟県青海町)

ウワバミソウ-花2

雌花の花序には柄がありません。
(2007.10 秋田県・旧象潟町)

ウワバミソウ-むかご

秋になると節にむかごができます。これも食べられます。
(2016.9 群馬県水上町)

ウワバミソウ-葉

葉はゆがんだ長い楕円形で、先が長く尖ります。
(2019.5 千葉県鴨川市)

ウワバミソウ-葉2

葉は表裏とも無毛、茎にも毛はありません。
(2017.5 栃木県益子町)

ウワバミソウ-春

4月上~中旬。茎が伸びきっておらず、葉も完全に展開していませんが、
既に蕾も付いている。(2017.4 東京都高尾山)