イワカガミ / シロバナイワカガミ / (型) コイワカガミ

top
イワウメ科 Diapensiaceae
丈は10-20cm、茎は地を匍って先端に葉を束生します。葉は革質で光沢があり、3-6cmの円形、鋸歯は先があまり尖らず片側10個程度あります。
花は3-10個からなる総状花序に付き、径1-1.5cm、花冠は漏斗状で先端が5裂で斜開、更に細裂します。雄しべ5、仮雄しべ5は花冠筒部に合着します。萼も5裂で裂片はやや短めです。
白花はシロバナイワカガミと呼ばれます。
高山型で葉の鋸歯が少なく、花数も少ないものはコイワカガミと呼ばれますが、近年は分けない。

日本の野生植物では、コイワカガミだけでなく、、オオシワカガミとも連続的で区別できないとされ、本種に含めている。

 

2021.6.23 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 葉2
  • シロバナイワカガミ
  • 同花
  • コイワカガミ
  • 同2
  • 同・花
  • 同・葉
  • 同・葉2
  • 中間型

イワカガミ-全体

森林限界下で見た群落。
(2009.7 群馬県至仏山)

イワカガミ-全体2

(2008.7 岩手県八幡平)


イワカガミ-全体3

(2008.7 岩手県八幡平)


イワカガミ-全体4

花がたくさんついていたもの。写真の株は14個の花を咲かせていた。
重さで花茎が倒れてしまっている。(2021.6 群馬県嬬恋村)

イワカガミ-花

花は4-7個ほど付いていました。
(2009.7 群馬県至仏山)

イワカガミ-花2

(2008.7 岩手県八幡平)


イワカガミ-葉

前年の葉の鋸歯はあまり顕著ではなく、新葉で10個以上数えられました。
(2009.7 群馬県至仏山)

イワカガミ-葉2

鋸歯のはっきりしたもの。
(2008.7 岩手県八幡平)

シロバナイワカガミ

(f.leucanthus) 花色が白いもの。この山にあるはずのヒメイワカガミを疑いましたが、
花数が5個と多く、違ったようです。(2008.7 秋田県駒ヶ岳)

シロバナイワカガミ-花

花柱だけ赤い。
(2014.6 秋田県森吉山)

コイワカガミ-全体

コイワカガミと呼ばれる高山型。花は多くは2-5個ずつついていました。
(2013.6 南ア・小河内岳)

コイワカガミ-全体3

稜線の礫地帯のもの。前年の葉は見られずも新葉の赤さが際立っていました。
(2011.7 南ア・北岳)

コイワカガミ-花

花は花茎に1-5個。
(2014.6 長野県八ヶ岳)

コイワカガミ-葉

前年の葉で見ると、鋸歯は8個前後でした。
(2009.6 長野県八ヶ岳)

コイワカガミ-葉2

鋸歯が5-6対のもの、但し本種としては葉は大きめ。
(2014.6 長野県八ヶ岳)

コイワカガミ-中間型

八ヶ岳中腹のもの。森林限界より下がるとイワカガミに近づいていく。
成長すると葉の鋸歯数も増える傾向が見られます。(2009.6 長野県八ヶ岳)