アイズスゲ
top
カヤツリグサ科　Cyperaceae
丈は40-70cm、葉は幅3-5mm、基部の鞘は淡色で、のちに褐色の繊維状に分解します。
上部の1-3個は雄性で1-3cm、以下は雌性で2-6cm、長い柄がたり、熟すと垂れ下がります。果胞は長さ4-5mm、先は長い嘴になり、その先に花柱が残存します。鱗片の先も長く伸びて芒になる。

 

2021.6.20 更新
  • 全体
  • 全体２
  • 全体３
  • 花
  • 花２
  • 花３
  • 花４
  • 花５
  • 花６
  • 葉
  • 茎
  • 茎２

アイズスゲ－全体

日本海側のスゲですが、国境の山の反対側でも見られました。
(2021.6 群馬県 旧・水上町)

アイズスゲ－全体２

福島県境に近いここでも多数見られた。
(2021.6 栃木県 旧・栗山村)

アイズスゲ－全体

名前のご当地でのもの。
(2021.6 福島県北塩原村)

アイズスゲ－花

雄小穂は1-3個、雌小穂は概ね2-4個でした。
(2021.6 福島県北塩原村)

アイズスゲ－花２

未熟な状態
(2021.6 福島県北塩原村)

アイズスゲ－花３

雌小穂は2-6cm、果期も長い花柱は残ります。
(2021.6 群馬県 旧・水上町)

アイズスゲ－花４

果胞も鱗片も細長い。鱗片の先は芒になります。
(2021.6 福島県北塩原村)

アイズスゲ－花５

果胞は4-5mm、実測では5.5-5.7mm。
(2021.6 福島県北塩原村)

アイズスゲ－花６

雄小穂
(2021.6 福島県北塩原村)

アイズスゲ－葉

葉は幅3-5mm。
(2021.6 福島県北塩原村)

アイズスゲ－茎

わずかにザラ付く。
(2021.6 栃木県 旧・栗山村)

アイズスゲ－茎２

基部の鞘は淡色。のちに褐色の繊維に分解。
(2021.6 栃木県 旧・栗山村)
Copyright kaochin All Rights Reserved.