ヒメゴウソ (広義)

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は20-60cm、葉は幅2-6mm、基部の鞘は葉身がなく褐色。
頂生する雄小穂は2-5cm、側生する雌小穂は2-4個で2-3cm、下方のものは垂れ下がります。果胞は広楕円形で2.5-3.5mm、乳頭状突起が密に見られ4-5脈見られルカ不明瞭。鱗片は淡緑色で先端は芒になります。
果胞が2.5-3mmで芒が果胞より短いものはヒメゴウソ(var. gracilispica 狭義)、果胞が3-3.5mmで鱗片の芒が果胞より長いものはホナガヒメゴウソ(var. phacota)と呼び分けます。

 

2021.5.29 更新
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ヒメゴウソ-全体

(2021.4 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-全体2

(2021.4 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-全体3

(2021.4 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-花

(2021.5 千葉県四街道市)


ヒメゴウソ-花2

(2021.4 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-花3

(2021.4 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-花4

(2021.4 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-花5

鱗片の芒が明らかに果胞より長いものも混ざっていました。ホナガヒメゴウソと呼ばれる型にも見えましたが・・・(2021.5 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-花6

果胞の実測では2.5-2.7mmで、狭義ヒメゴウソのサイズでした。
(2021.5 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-葉

(2021.4 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-葉2

縁は少しザラついていました。
(2021.5 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-茎

茎も少しざらつきました。
(2021.5 千葉県四街道市)

ヒメゴウソ-茎2

(2021.4 千葉県四街道市)

掲載のものは、鱗片の芒は果胞より長く、果胞に脈が確認できないなどホナガヒメゴウソの特徴を持ったものが混ざっていましたが、果胞がいずれも長さ3mm未満であり特定しかねましたので、広義ヒメゴウソとしました。