ジュズスゲ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は30-60cm、匍枝はなく、叢生します。葉は5-10mm。基部の鞘は暗赤色。
頂小穂は雄性で2-3cm、雌小穂は2-5個で2-5cm、果胞は長さ3.5-5mm、先が伸びて嘴状、乾くと黒褐色になります。鱗片は淡緑色で小さく、果胞の1/2-1/3。

 

2021.6.10 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 花5
  • 花6
  • 茎2

ジュズスゲ -全体

かなり暗めの照葉樹林内で1株だけ小型のものが見つかりました。
小穂は小さいが果胞は小さくない。葉も苞も幅広い。(2021.5 千葉市)

ジュズスゲ -全体2

(2021.5 千葉市)


ジュズスゲ -全体3

(2021.5 千葉市)


ジュズスゲ -全体4

(2021.5 千葉県佐倉市)


ジュズスゲ -花

最下のものを除いて小穂は上部にまとまって付きます。
(2021.5 千葉市)

ジュズスゲ -花2

雌小穂は2-5cm。
(2021.4 千葉市)

ジュズスゲ-花3

(2021.5 千葉県佐倉市)


ジュズスゲ -花4

果胞は長さ5mmほどあり、先が徐々に細くなって長い嘴状、無毛、
鱗片は小さく、果胞の1/2-1/3。肉眼ではわかりにくい。(2021.5 千葉市)

ジュズスゲ-花5

実測では果胞は5.2-5.4mmほどでした。
(2021.6 長野県軽井沢町)

ジュズスゲ-花6

採取して1日経過したもの。次第に黒ずむ。
(2021.5 千葉県佐倉市)

ジュズスゲ -葉

葉は5-10mm、写真は約8mm。
(2021.5 千葉市)

ジュズスゲ-茎

茎は少しザラ付く。
(2021.6 長野県軽井沢町)

ウマスゲ -茎

基部の鞘は赤褐色。
(2021.5 千葉市)