カワラスゲ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は20-50cm、根茎は短く、叢生します。全体に柔らかで、葉は幅3-6mm、裏面は淡色。
小穂は4-6個、頂小穂は雄性または雌雄性で2-4cm、側小葉は雌性で3-7cm、雌鱗片は淡緑色で凹頭から円頭で先は短い芒になる。果胞は卵形で2.5-3mm、直立します。

 

2021.6.10 更新
  • 全体
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カワラスゲ-全体

山でも里でもとてもよく見るスゲの1つ。写真は田んぼの畦で見られたもの。
有花茎は20cmほどでした。(2021.4 千葉市)

カワラスゲ-全体3

小さな水路脇で見られたもの。丈は25-30cmくらいでした。
(2021.4 千葉市)

カワラスゲ-全体3

(2021.6 長野県軽井沢町)


カワラスゲ-全体4

花期。田んぼ脇の道ばたで見られたもの。
(2021.4 千葉市)

カワラスゲ-花

雌小穂は熟しても細く、幅2-3mm。
(2021.5 千葉市)

カワラスゲ-花2

小穂は概ね5-6cm。矢印は頂生する小穂で雌雄性でした。
(2021.4 千葉市)

カワラスゲ-花3

雌鱗片は凹頭から円頭で短芒頭。
果胞は卵形で開出せず、先は鋭頭でした。(2021.4 千葉市)

カワラスゲ-花4

鱗片の芒が極端に短いものもありました。
(2021.5 千葉市)

カワラスゲ-花5

(2021.5 千葉市)


カワラスゲ-葉

葉は柔らかく、裏面は淡色。
(2021.4 千葉市)

カワラスゲ-茎

最下の鞘は淡褐色とのことでしたが・・・。
(2021.4 千葉市)