モエギスゲ

top
カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は10-40cm、葉は3-5mm、基部の鞘は褐色で繊維に分解します。
小穂は3-5個が上部に集まり、頂生する雄小穂は長さ1-3cm、鱗片は強く軸を抱きます。側生する雌小穂も長さ1-3cm、鱗片は果胞より短い。果胞は3-3.5mm、有毛。

 ヒメモエギスゲを本種の変種とする考え方。

 

2021.5.17 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 花5

モエギスゲ-全体

小穂が上部に集まるのが特徴。
(2021.5 千葉市)

モエギスゲ-全体

人工海岸に隣接する林内で見られました。
(2021.5 千葉市)

モエギスゲ-全体

(2021.5 千葉市)


モエギスゲ-全体

雌鱗片は果胞より短く、芒はない。
(2021.5 千葉市)

モエギスゲ-全体

小穂は雄雌ともに多くは1cm程度でした。
(2021.5 千葉市)

モエギスゲ-全体

雄小穂の鱗片。肉眼ではコップ状(ヒメモエギスゲの特徴)にも見えましたが、
解体してみるとそうではなかった。(2021.5 千葉市)

モエギスゲ-全体

果胞には毛が見られました。
(2021.5 千葉市)

モエギスゲ-全体

果胞はふつう3-3.5mmですが、実測では2.5-3mm程度でした。
(2021.5 千葉市)

モエギスゲ-全体

基部の鞘は褐色、古くなると繊維に分解します。
(2021.5 千葉市)