オオアオスゲ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は30-60cm、全体にアオスゲより大きく、叢生して大きな株を作ります。葉は幅4-6mm。
頂生かる雄小穂は1-3cm、側生する雌小穂は1-3cmで2-5個、最下の小穂は離れて付きます。最下の苞には1-2cmの鞘があり、葉身は小穂より遙かに長い。鱗片の芒は長く、果胞は3mmほどで毛が多く見られます。

 

2021.4.15 作成
  • 全体
  • 全体2
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  • 花2

オオアオスゲ-全体

林縁の田んぼの土手で見られました。丈は40-50cmほどあり、
概ね雌小穂は4つ見られました。(2021.4 千葉県四街道市)

オオアオスゲ-全体2

最下の小穂の苞はとても長く、最上の雄小穂より上まで達していました。
(2021.4 千葉県四街道市)

オオアオスゲ-全体3

(2021.4 千葉県四街道市)


オオアオスゲ-全体4

最上の雌小穂の苞も小穂より遙かに長かった。
(2021.4 千葉県四街道市)

オオアオスゲ-花

果胞に毛があり、嘴は長い。鱗片の先は芒状。
(2021.4 千葉県四街道市)

オオアオスゲ-花2

雄小穂と最上の雌小穂。
(2021.4 千葉県四街道市)

オオアオスゲ-鞘

基部の鞘は淡色。
(2021.4 千葉県四街道市)