ワタスゲ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
綿状の果穂を付けて群生する姿はあまりに有名。
丈は花期は5-10cm、果期は20-60cm。大きな株を作り、匍枝はなく、茎葉も退化している。
花穂は1小穂で頂生し、10-20mmの狭卵形、小花は両性、鱗片は広披針形で鋭頭、灰黒色。花被片は花後に伸びて、特有の「綿毛」になる。

 

2020.10.18 作成
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ワタスゲ-全体

初夏の山の湿原ではおなじみの光景。が、「ワタ」で見られるのは果期。
(2017.6 青森県八甲田山)

ワタスゲ-全体2

(2008.6 岩手県八幡平)


ワタスゲ-全体3

(2006.7 山形県月山)


ワタスゲ-全体4

(2012.6 福島県昭和村)


ワタスゲ-全体3

花期は小さく、5-10cmくらいで地味。目立たない。周囲でツンツン出ているのが
根生葉ではないかと思う。(2011.6 福島県尾瀬)

ワタスゲ-花

(2005.5 群馬県尾瀬)

ワタスゲ-花2

(2005.5 群馬県尾瀬)

ワタスゲ-実

花が終わって糸状の花被片が伸び始めたところと思われる。白い縁取りの黒っぽいものは鱗片。鱗片も大きくなるようだ。(2008.7 北ア・白馬岳)