ヤマタヌキラン

top
カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は20-50cm、茎の基部の鞘は褐色~赤褐色、葉は幅3-5mm、葉裏は粉白を帯びます。
花茎は葉よりの伸びも頂生するのは雄小穂で1-2.5cm、側生するのは雌小穂で3-5個、長い柄があって垂れ下がり1-3cm、鱗片は黒紫色で果胞より短い。果胞は卵形で嘴は極めて短い。

 

2021.3.29 作成
  • 全体
  • 全体2

ヤマタヌキラン-全体

タヌキランも多く見られましたが、ここでは本種のようでした。
(2008.6 岩手県八幡平)

ヤマタヌキラン-全体2

上部の雌小穂の苞の葉身は針状ですが、最下部は長いようです。
(2008.6 岩手県八幡平)

ヤマタヌキラン-実

雌小穂。鱗片は黒紫色で果胞より短い。果胞は卵形で先は伸びない。
(2008.6 岩手県八幡平)