シオカゼテンツキ Fimbristylis cymosa

2022.8.31 作成

シオカゼテンツキ

分類
カヤツリグサ科 テンツキ属
植生環境
海岸
開花時期
8-10月 岩場
地域
関東以西
特記
 -
特徴
丈は15~40cm、茎はやや斜上し、断面はやや偏平な三角形で堅い。葉は幅1.5-2mmでやや内巻きし、毛はない。
花序は少数の枝を生じ、それぞれ~10個程度の小穂を付ける。小穂は小さく、長楕円形~狭卵形で長さ3-5mm、幅2mm、さび色を帯びる。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
千葉県館山市

シオカゼテンツキ

海岸に沢山あるイソヤマテンツキと比べて、丈は大きく20cm-40cm超でした。小穂は小さいが沢山付いていた。

シオカゼテンツキ

花序は少数の枝を分け、各10個以下の小穂を付ける。最下の苞はふつう花序より短いが、そうでないものも見られた。

シオカゼテンツキ

小穂は長楕円形~狭卵形、長さ3-5mm、幅2mm、鱗片は卵形~広卵形でさび色を帯びる。柱頭は2岐。


シオカゼテンツキ

葉は幅1.5-3mm、長さ5-20cm、少し内巻きになる。