ミヤマカンスゲ Carex multifolia var. multifolia

2022.5.20 作成

ミヤマカンスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
山地
開花時期
4-6月 林内
地域
北海道~九州
特記
 -
特徴
丈は20-50cm、葉は常緑で幅5-10mm、柔らかい。基部の鞘は長く、光沢のある紫褐色。匍枝は出さない。
頂小穂は雄性で長さ2-4cmの線形、雌小穂は2-4個付き、長さ1.5-3cm、果胞は2.5-4.5mmで有毛、先は嘴状、ややまばらに付く。鱗片は褐色を帯びる。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
長野県

ミヤマカンスゲ

ブナ帯の林内で見られ、叢生していた。

ミヤマカンスゲ

果胞はややまばらに付き、長さ2.5-4.5mmで有毛、先は嘴となるが長さは地域差がある。鱗片は褐色を帯びる。