オクノカンスゲ Carex foliosissima


オクノカンスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
山地
開花時期
4-6月 林内
地域
北海道~中国 愛媛 九州北部 
特記
 -
特徴
高さ15-40cm、匍枝を伸ばします。葉は幅5-10mm、上面の2稜が強く、断面はM字型。基部の鞘は暗褐色。
頂生する雄小穂は暗褐色を帯び2-3cm、側生かる雌小穂は2-4個で果胞は淡緑色、嘴が長く口部に2歯が見られます。鱗片は果胞より長く、先は尖鋭頭。苞には長い鞘があります。
備考
エングラー :  カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
2021.6 群馬県みなかみ町

オクノカンスゲ

丈は15-40cm、匍枝を出して栄養繁殖するので、群れて見られる。葉の幅は5-20mm、断面がM字状。 (2021.6 群馬県みなかみ町)

オクノカンスゲ

雌小穂は長さ2-4cm。鱗片は果胞より明らかに長い。 (2021.6 福島県裏磐梯)

オクノカンスゲ

鱗片は褐色、先は鋭く尖り芒状。果胞は2.5-3.5mm、嘴部は長く、先に2歯がある。以前間違えてしまったミチノクホンモンジスゲは果胞に毛がある。 (2021.6 福島県裏磐梯)