テキリスゲ Carex kiotensis

2022.6.14 更新

テキリスゲ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
山地
開花時期
4-7月 湿った斜面
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は40-60cm、葉は4-8mmで著しくザラ付き、基部の鞘は濃褐色で堅く、糸網を生じます。
頂小穂は雄性、希に雌雄性で4-10cm、側小穂は雌性で3-10cm、最上部を除き垂れ下がります。果胞は広卵状楕円形で2-2.5mm、嘴は短い。鱗片は凹頭から円頭で短い芒があり、果胞と同長。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
 
撮影地
福島県裏磐梯  長野県佐久市

テキリスゲ

丈は40-60cm、よく叢生し、茎や葉は著しくザラ付く。小穂は4-7個、雌小穂は長さの割りに細く、先が垂れる。

テキリスゲ

果胞は広卵状楕円形で2-2.5mmと小さい。実測では2.4-2.7mm。

テキリスゲ

花期。柱頭は2岐。


テキリスゲ

基部の鞘に葉身はなく、濃い褐色で糸網を生じます。