エゾキケマン Corydalis speciosa


エゾキケマン

分類
ケシ科 キケマン属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 林縁など
地域
北海道 本州北部
特記
 -
特徴
ミヤマキケマンとそっくりの植物。
丈は20-40cm、葉が羽状複葉で、2-3回羽状複葉、時に4回羽状複葉になる事がある。小葉は更に裂け、欠刻がある。
花は茎頂に多数付き、花は20-23mm。果序は伸びて5-10cmになる。果実は線形でやや湾曲し、数珠状にくびれる。種子は卵形で表面はレンズ状に膨らむが突起はない。
備考
エングラー :  ケシ科
類似種
ミヤマキケマン : 種子は円形で表面に円柱状の突起がある。
撮影地
2010.5 青森県外ヶ浜町  他

エゾキケマン

ミヤマキケマンと外観で区別するのは難しい。種子で確認するのが確実なのだが・・・。 (2017.5 青森県西目屋村)

エゾキケマン

花は花序に多数付き、果期では長く伸びて10cmを超えていた。果実は湾曲し数珠状にくびれる点はミヤマキケマンと同じ。 (2017.5 青森県西目屋村)