ハナマキアザミ Cirsium hanamakiense


ハナマキアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
山地
開花時期
8-10月 林床 林縁
地域
岩手 秋田
特記
 -
特徴
ブナ帯のアザミ。
丈は1-2mほど、茎は細く、大きいものは上部が大きく傾くものが多い。側枝は広角度で伸びます。葉は20-45cmの楕円形~長楕円状披針形で両面に薄くクモ毛があり、羽状中裂~深裂、基部は短い柄状となって少し茎を抱きます。花期に根性葉はない。
頭花は長い柄の先に付き、やや小型で横~下向き、総苞は筒形~細い鐘形でふつうはよく粘ります。総苞片は11-12列、先端は短く開出して反曲し、外片は少し短い。中~内片に腺体があって粘ります。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
岩手県花巻市

ハナマキアザミ

頭花には長い柄があり、やや小さめで横向き、総苞は粘り、総苞片が反り返ります。


ハナマキアザミ

総苞は筒形~狭鐘形、片は11-12列。中片、内片に線形の腺体が見られました。が、粘らないものもあるそうです。片の先端の刺はほとんどないとも言われますが、この写真で見ると短いものが見られます。


ハナマキアザミ

葉は羽状深裂~中裂するものが多い。基部は少し茎を抱く。